もし白黒だけだと簡単すぎ!物足りない!もしくはもっとクオリティを上げたい!という人は、切り絵の着色に挑戦してみませんか。手間はかかりますが、完成した時の達成感は白黒よりもずっといいものになるはずですよ。実際、切り絵に色をつける方法はたくさんあります。黒枠の下から色をつけたり、上からつけたり、初めから黒い紙を使わないで作る方法もあります。その中でも今回は黒枠の下から色をつける手法を紹介していきます。
①材料
切り絵に色をつける時、必要になるのはもちろん①切り終わった黒枠 ②色の素材になります。
②色の素材については、折り紙だったりケント紙だったり自由に変えることができます。筆者は和紙に近い折り紙を使ってますが、カラーセロハンなどを使ってみてもいいかもしれませんね。
②工程
黒枠の下から貼る際の工程はいたってシンプルです。文章だけだとわかりにくい部分もあるので写真多めで説明していきます。
①貼る部分を決める
まず黒枠を裏返します。もしうらがえさなかったら完成形が裏表逆の鏡になってしまいます。黒枠を裏返したら、次は色の素材を貼る場所を決めていきましょう。
写真の赤い丸で囲ってある部分を選んだとします。
ここで選ぶ部分は大きい方が貼る手間を省けますが、小さめに選んだ方が貼る手間は少し増えますが、無駄がなく正確にできるので気持ち小さく選んでいきましょう。
この切り絵はキャラクター(絢瀬絵里)の髪しか色をつけていません。キャラ全体など、多色を使用する場合は少しの色の違いがとても目立つので、色が微妙だったりす少なかったりする場合は一色だけを使ってワンポイントにするなどの工夫をしてみましょう。
場所を決めたらノリをつけていきましょう。スプレーだと霧散してしまうので、細かく調節できるスティックのりがおすすめです。この際黒枠をちぎってしまわないように気をつけましょう。
ノリをつけたら色の素材をちょうどいい大きさに切り、裏返します。
そして余分な部分を切っていきます。ここで気をつけることとして、もし紙を貼った際に下の画像のように
素材がカバーしきれず中途半端に貼られている箇所も出てくると思います。この空いている穴の部分をカバーするため、その上から素材を貼らなければいけないのですが、中途半端な上から素材を貼ってしまうと紙同士の重なっている部分が見えてしまってかっこ悪いです。物理的に折り紙の大きさが足りないなどの場合を覗き、中途半端に貼られてしまっている素材は上の写真のように切り落としてしまいましょう。
素材がはみ出ているのもかっこ悪いのでしっかり細かいところも削っていきましょう。
部分を貼ることができたら、色つけの工程はおしまいです。あとは残りの部分をこの方法で永遠と色をつけていくだけです。 素材を適当な大きさに切り、貼って、余分な部分を切る。これだけです。
③仕上げ
色が貼れたら仕上げに入っていきましょう。ここから先は色無しバージョンと同じです。
まず切り残しがないかチェックします。仕上げてから切り残しに気づいた場合、修正は非常に大変であるためです。そうしたら台紙にノリを塗っていきます。スプレーは液体のため薄い素材を使用した際染みて色が変わる可能性があるためお勧めできません。
貼り終わったら顔の大部分を使ってパーツの場所を確認して貼っていきます。
壁に貼るなり額に入れるなりして飾りましょう。
これで世界に一つだけのあなたの好きなキャラクター切り絵の完成です!
おつかれさまでした!
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