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【保存版】
アニメ・キャラ切り絵の作り方

必要な道具から色つけまで

​初めてみたい人、初心者さん、中級者さん向け

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​​切り絵を作ってみよう

切り絵って知ってますか?

紙を切って何かを表現する芸術の一種です。日本では江戸時代から「紋切り」という家紋を切る遊びが存在しているほど古くから親しまれてきた文化です。

そして、

切り絵は絵が描けなくてもその絵を表現することができます。

​もし絵に自信が無くたって、切り絵ならできる!という人もたくさんいます。このウェブサイトをクリックしてくれたということは、あなたも少しは切り絵に興味があるということですよね。このサイトでは、アニメや漫画のキャラクターを切り絵にしてしまう方法を紹介しています。絵が描けなくても自分の好きなキャラクターを一枚の紙から作れるなんて夢がありますよね。この機会に切り絵を初めてみませんか?

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Writer's pictureもちもち

3. パーツ&顔を切ろう・影について

Updated: Nov 12, 2018

瞳を切ったら、次は顔を切っていきます。

その前に、キャラクターの顔の中にパーツがあることがあるので、それを片付けてしまいましょう。

 

パーツとは何か?


パーツとは、他の黒い線とどこでも触れ合っていない黒い箇所のことです。


例えば、この口の部分。顔の輪郭のどことも触れ合っていませんよね。切り絵は白い部分(影でない部分)を切り取るので、この御坂美琴の肌は切り取られるわけです。すると、この黒い部分だけが残って結果口の黒い部分だけが切り抜かれることになります。このどことも触れ合っていない小さな部分のことをパーツと言います(筆者はそう呼んでいます)。


この御坂美琴の場合、パーツになりうるのが頬の斜め線と鼻、そして下まぶたですね。



 

パーツを切り取ろう


早速パーツを切り取っていきましょう。ほとんどの場合、パーツは顔にあります。(その他の場合は髪の影の中にある事が多い)この美琴さんの場合、顔のパーツは口、鼻、頬の赤らみになるので、早速切っていきます。


口を切る時、キャラクターの舌に影がつく事があります。今回やる美琴さん(上の画像)も口の中に影があり、さらに口内の影があるのでどう切ればいいのかわからなくなるかもしれません。この場合は、口内の影と舌で区別します。舌の影は無視しましょう(下の画像)。

舌の明るい影は無視しましょう

鼻についても影は無視するのがおすすめです。これというのもこの鼻の場合、鼻の筋と影の区別が付きにくいという理由からです。これも個人差なので好きな方で大丈夫です。


頬の赤らみ、下まぶたは画像の通り線で切れば大丈夫です。

耳は影を含めて切りましょう。


ここで小さいカップを用意して、切れ取れた小さいパーツを入れて安全に保管しましょう。小さいカップがないとパーツは一瞬でなくなります(体験より)。


細かいパーツが上手に抜けないときは、紙を裏返して、黒い紙の裏からくり抜くと綺麗に取りやすいです。


パーツは必ずカップに入れましょう

パーツが切れたら、今度は顔の大部分を切っていきます。

顔の大部分というのは、頬の部分から線で途切れていない、一続きの大きな部分のことです。この美琴さんの場合、


大きい部位なので慎重に切りましょう

こうなります。

目と肌の色の差やは無視して大丈夫です。また、目の上の髪の影(?)も線との差別化が難しいため無視します。



切れましたね。この切れた顔の部分もあとで使うので手元に置いておきましょう。


これで顔パーツは終了です。

 


影について


キャラ切り絵において、影は立体感を出すための重要な要素です。影があることで立体感が生まれ、よりかっこいい仕上がりになります。もちろん初心者の方は影を無視して線だけ切っても大丈夫です。

影のある無しではこのくらいの差が出てきます。


影がないバージョンだとこのような仕上がりになります。影の計算をしなくていいので初心者向けであり、線がはっきりしていて見やすいです。


逆に影のあるバージョンは立体感が生まれて凹凸を表現しやすいです。ただどの部分を影にするかなど、少し計算しなければいけない要素もあるので最初は影なしから挑んでみてはどうでしょうか。影なしは比較的楽にできるので、大きいかったり細かいものをストレス無しで作ることができます。


(ほぼ)影なしバージョンのエミリア

 

影の付け方

影は基本的に、1.肌 2.髪 3.服 の3つに付きます。(あれば)背景にもつくことがあります。

1. 肌

筆者の意見ですが、肌に陰は基本的につけないです。理由としては、肌に影をつけることで他の部分と肌が同化してしまい完成した時にみづらくなってしまう事があるからです。

肌に影をつけた時の例として、先ほどのレムがあります。





手の半分と首に陰がかかっています。(個人的には)首が黒だと後ろの髪の陰と隣り合わせになって見辛いのと、切り絵はグラデーションが難しいので難しいので筆者はほとんど耳鼻以外の肌に陰はつけません。個人差なのでそこは自分で決めましょう(もちろん影をつけるのもありですよ!)。


2. 髪

髪に影はつけましょう(自分が影なしでやると決めた場合以外)。かっこ良く仕上がります。髪の影であるところとそうではないところをきちんと分ける事ができるか、それが勝負になってきます。コツとしては、先に影を探して残った部分を切るという方法が確実だと思います。画像によっては非常にやりにくいものもあると思いますが、落ち着いて気合いで乗り切りましょう。


画像によっては、髪にも光の反射があると思います。例えば、


光が反射してここだけ横に明るくなっています

こんなものがあります。個人的な意見としては、これを切り絵に反映するかしないかはどっちでもいいです。ないほうがいい場合もあるし、あったほうがいい場合もあるかもしれない。ないほうが見やすくできると思うので、無視しても全然okだと思ってます。


光の反射を入れた場合

これも好みの問題ですね。


3. 服

服にもしっかり影をつけましょう。特に服に影を入れる事でキャラクターの体の凹凸がよくわかるようになります。あとかっこ良く仕上がります。

これも髪と同じく、どの部分が影で、どこがそうでないかをしっかり確認する事が重要です。


それぞれの詳しい切り方については次回紹介します。





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